セーリング SailGPを現地で観戦

ニュージーランド人の夫の仕事でセーリング大会SailGPへ同行/セーリングを知らない方にも伝わる言葉で記事を書きたい

SailGP日本チーム7人とポジションの説明/season1-2019年

こんにちは、セーリング素人のロウヅです。

今この時はサンフランシスコで記事を書いています。SaiGPサンフランシスコ大会も終わり、次のニューヨークに向けてSailGPチームはコンテナに荷物を積んでいます。(ボート含め船便で全てのものを運んでいます)

私はセーリング経験、知識共に乏しいですが、セーリングを知らない方にも少しでも伝わる言葉を選んで記事にしたいです。

今回の話題は

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日本チームメンバー 7人の紹介@SailGP

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”あれ?画像には6人?“と思われた方、

2019年5月よりもう1人メンバーが増えました!その方が元々日本チーム内のテクニカルチームに入っていたのですが、ネイサン(写真中央)と相談し選手としても活動することになったそうです。つまり5月のサンフランシスコ大会より参加しています。

 

私はそもそも、ポジションの話がわかってないので、その説明から書きたいと思います。

SailGPのF50級ボートは5人乗り用

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ここに人が乗ってます。見えますか?↑

ポジションは5箇所。

ヘルムスマン/ 舵を操作する人

ウィングトリマー/帆の調整を担当する人

フライトコントローラー/フォイル(foiling)を操作(ボートを水面上へ浮かせるか、着水させるか調整)する人

グラインダーは2人(手でペダルを回している人たち)

グラインダー1/後方(進行方向に背を向けてる人)/ウィンチ(ロープを巻き込む補助具)を回し、帆などを調整する人。かなりの体力が必要。

グラインダー2/前方/グラインダーの補佐、ジブとダガーボードの調整を行う人。

(→ボート各所の名前はこの記事をご覧ください。セーリングボートの各所の名前、機能と概要②@SailGP - セーリング SailGPを現地で観戦)

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簡潔に書きました。それを踏まえて↓

 

SailGP 日本チームメンバー Season1/2019年

ヘルムスマン/ ネイサン・アウタリッジ(AUS人)
ウイングトリマー/ イアン・ジャンセン(AUS人)
フライトコントロール/ ルーク・パーキンソン (AUS人)
グラインダー/ 吉田雄悟
グラインダー/ 笠谷勇希
グラインダー/ 高橋レオ

グラインダー/ 森嶋ティモシー (new)

このメンバーです。

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スキッパー(船長)をオーストラリア人のネイサン・アウタリッジが務めています。(ヘルムスマン(舵取り人)とスキッパー(船長)は似ているが違う意味合いで使う)

ネイサン・アウタリッジはセーリング界の誰もが認める超一流選手。数多くのメダルを勝ち取ってきた。

前回書いた国籍ルールのこと(参加チームと国籍ルール/仕事をセーリングにするにはどうしたいいんだろうと思うこと@日本 - セーリング SailGPを現地で観戦)のことも踏まえて、

ネイサンは日本チームに”自分の知る全てのノウハウを教えて、世界で戦えるチームになるように最善を尽くしている“と動画で語っていた。

グラインダー笠谷選手も“勝つことが、重要だと思っています。勝ってセーリング知名度を上げていきたい。“と。(私も勝利を期待してます!)

ネイサンとウィングトリマーのイアンは幼馴染で一緒にメダルを獲得してきた最強コンビ。世界大会の経験も豊富で実力もある選手たち。

グラインダー/吉田・笠谷選手もSoftBank Japan teamで一緒にグラインダーをしていたコンビ。(アメリカンズカップは詳しくないのでわからないことだらけだが)

同じくグラインダー/高橋・森嶋選手はオセアニア出身(NZとAUS)で現在20歳と23歳。若い選手。これからの活躍が大いに期待されています。

日本国籍選手は全員会えて、私の印象だと

吉田選手はシャイで内に熱いセーリング魂がある人。笠谷選手はよく喋ると共に賢い、頭のいい人。高橋選手は若くてライオンみたいな人。森嶋選手も若いと共に落ち着いて空気を読む人。という私なりの勝手な印象を受けました。

詳しくは写真付きでSailGPのリンクをご覧ください。↓

日本チームメンバー7人の紹介ページ@SailGP

また、笠谷選手がボートとポジションについて説明をしている動画がとてもわかりやすい↓

次回はSailGPセーリングボートの組み立て方について書きます。↓