セーリング SailGPを現地で観戦

ニュージーランド人の夫の仕事でセーリング大会SailGPへ同行/セーリングを知らない方にも伝わる言葉で記事を書きたい

参加チームと国籍ルール/仕事をセーリングにするにはどうしたいいんだろうと思うこと@日本

こんにちは、ロウヅです。

セーリング大会 SailGPの事を、現地観戦し記事を書いています。

セーリングをよく知らない方にも少しでも興味を持ってもらえるように、分かりやすい言葉で書きたいと思っています。

それでは今日の話題

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セーリング/チャンピオンシップ

SailGPの参加国は6チーム(season1 2019年現在)

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Australia        🇦🇺オーストラリア

Chine             🇨🇳中国

France           🇫🇷フランス

Great Britain  🇬🇧イギリス

Japan            🇯🇵日本

United States 🇺🇸アメリ(アルファベット順)

Season1 の2019年ではこの6チームが参加しています。将来的にはさらに4チームが加わり、合計で10チームになると公表されています。

 

・国籍について

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SailGPには国籍に関するルールがあり

2022年には“その国の国籍者のみセーリング選手になれる(日本なら日本国籍のみ)” になります。

もっと詳しく説明すると、2019年は40%の国籍比率からスタートし、1年ごとに20%ずつ引き上げていきます。

つまりセーリング選手5人中

2019年 40% (5人中2人日本国籍)

2020年 60% (5人中3人日本国籍)

2021年 80% (5人中4人日本国籍)

2022年 100% (5人中5人日本国籍)

毎年日本国籍の比率を増やしていきます。

SailGPの中では中国と日本チームにこの措置に当てはまります。

 

このルールの背景には

今まで選手は国籍関係なく、実力さえあれば、

どこの国にも引っ張り凧。つまり、

資金力のあるチーム=強いチーム

になってしまう傾向にある。

(確かに勝負事なので勝つことは大きな価値がある。)

 

でも本来はその国の国籍の人が大会に参加できるもの。という基本に立ち返ったルールなのかな、と思いました。

このルールは国際大会経験の少ないセーリング選手にもチャンスが巡ってくる。またユースプログラムという若手セーリング選手の育成もできるようにしていくそう。(season2/2020年より始動予定)

 

私は普段はニュージーランドに住んでいるのですが、日本でセーリングしてる人に出会った事がありません。

ニュージーランドでは夫の仕事、趣味共にセーリングなので、セーリングが少し身近な世界になりました。

だから強く思うのですが、日本でセーリングで職を得るのは大変狭き門なのではないかと。夫の近しい友達たちは、セーリング系の工場メーカーやデザイナーなどしています。

例えば小さい頃からセーリングを始めて高校生までやって、その後は?

 

夫の場合は小さい頃からセーリングを始め高校卒業後、エンジニア専門学校を出て、エンジニア職で4年勤め、その後セーリング工場メーカーにエンジニア職で5年。その後SaiGPのテクニカルチームに入りました。

もちろん、人生様々ですが、日本でセーリング選手、テクニカルチーム含めセーリングを続けていける道筋が作れる大会になるといいな、と願います。

 

次回は日本選手の紹介をします。↓

 

SailGP(セール・ジーピー)、概要リンク(日本語)